えいきゅうのやみ

日々の出来事、感想、備忘録等、気ままな日記帳

富士山を須走ルートで登ってみた(後編)

time 2015/08/16

富士山を須走ルートで登ってみた(後編)

AM1:00に頂上に向けて山小屋を出発。

須走ルートは本8合目から吉田ルートと合流する。山小屋出発から20分ほどで合流地点に到着。

そこで目に飛び込んできたのは・・・

人人人・・・人の大軍だった。

下の道を見ると、頂上での御来光を目指す人の集団が まだまだ続々と・・・

吉田ルートは富士山全ルートの中で最も登山者数が多いルートとの評判だったので、渋滞の心配はしていた。しかし、まさかここまでとは・・・こりゃ、お盆期間中とかは本当に地獄だろうなとシミジミ。

合流以降は人が多すぎて中々思うように進めなかったが、休憩している御一行を少しづつ追い抜き、渋滞脱出を図る。

とあるツアー御一行のガイド「フフフ、毎日富士山に登っている私から言わせれば、ここまで来れば もうゴールしたも同然なんですよ」

道中、こんな感じのガイドの言動が妙に鼻につくなと思いながら、我々は休憩返上で登り続け、何とか集団の先頭へと辿り着いた。

普通に予定していた時間通りに出発していたらどうなっていただろうか?何だかんだ早目に出発して大正解だったと思う。

その後は集団から抜け出せたためスムーズに進むようになったが、ここまで来ると流石に酸素が薄く、すぐに息が上がってしまうため、集団に飲まれないように注意しつつ、ちょこちょこと短い休憩を入れながら頂上へ。

そしてAM3:00頃、須走・吉田ルート頂上に到着。かなり早く着いたため、頂上はまだ人が疎ら。ここで少し長めに休憩した後、真の頂上である剣ヶ峰を目指して出発。

須走ルート頂上から見ると剣ヶ峰は丁度真向に位置しており、左回りでも右回りでもそんなに距離は変わらない。計画では右回りで進む予定だったのだが、暗いし、人も少ないし、看板も分かり辛いしで、道が合っているのかどうか超不安になりながら進むと、何故か御殿場ルートの頂上に到着(笑)どうやらどこかで道を間違えて左回りのルートを辿っていた模様(汗)というワケでそのまま左回りで剣ヶ峰を目指して進む。

その後、剣ヶ峰直前、前回も苦労させられた最後の激坂に再び挑む。これが本当に急で、岩肌がツルツル滑るしで中々辛い。

そしてAM3:45・・・ついに剣ヶ峰に到達。天気は良好、あとは御来光を待つだけだが、まだ時間が1時間以上ある。気温は真冬並みで、動かないと非常に寒い。着れるだけ服を重ね着して防寒する。

AM4:00・・・

地平線が徐々に明るくなってくる。

日の出時刻約10分前・・・

依然、天気は良好。今度こそ御来光を見れるのか?これだけ天気が良ければ大丈夫だろうとは思いつつも、前回の経験から正直まだ半信半疑でハラハラしていた。

そのまま日の出時刻約1分前・・・

あっ!?何か見える!?

き、来た!! キタ━( ゚∀゚ )っ ━( ゚∀゚ )っ━( ゚∀゚ )っ ━!!!!

スゲー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

その神々しさに暫し感動。実際に富士山頂からの御来光を見て、写真と実物は全く別物だと感じた。この真の美しさ、充実感、満足感は登った人にしか分からないと思う。これはきっと登った人へのご褒美なのだろう。

あー、そう言えば、剣ヶ峰には「ここは富士山最高峰の剣ヶ峰です」的な石碑があるのだけれど、それを背景にツレと写真を取ろうとしたら、列に並べと怒られた。ごめんよ、よく見ると確かに剣ヶ峰へ登る階段の方に列が出来ていたが、そういうルールを知らなかったんだ。前に来た時は、特に順番なんてなくて、皆で気を使い合いながら代わる代わる写真撮影してたんだけど・・・とにかくそういうルールだそうなので、剣ヶ峰の石碑で写真撮影する際はご注意を。

何気に長蛇の列ができており、何十分も待たされそうな様相だったので石碑での写真撮影は断念。

その後、持って来ていた秘密兵器で湯を沸かして、カップヌードルを啜りながら冷え切った体を温める。場所と気温の影響もあるだろうが、山頂で食べるカップヌードルの美味いこと美味いこと。カップヌードルを作った方々は天才だと思う。

デザートに甘いココアを味わった後は、半周残っている御鉢巡りへ。天空散歩で地上では見られない美しい景色を楽しんだ。

富士山の影とか・・・

雲海とか・・・

見渡す限りの絶景でやんした。

御鉢巡りが終わった後は下山開始。

須走ルート下山道にも砂走があるが、終始大きな岩がゴロゴロとあるし、御殿場ルートの様に走りっぱなしで駆け降りるのは難しい。途中左足親指を怪我したりして、そこからが相当しんどかった。

下山も終盤に差し掛かり富士山を振り返ると、その雄大な姿に今更ながらあんぐり。我ながら、よくもまあ あんな高い所まで登ったなと。。。

その後、最後の山小屋からの残り2kmが異様に長くね?と感じつつ、最後はヘロヘロになりながらも、頂上から計4時間ほどの時間を要し、何とか無事下山完了。

ありがとう富士山。きつかったけど楽しい2日間だった。

下山後は「あしがら温泉」へ。

あしがら温泉では温泉で疲れを癒しつつ富士山を一望できるっス。富士山を眺めながら、のんびり登山を振り返ることができるオススメの場所っス。須走口からだと、そんなに遠くないので、機会があれば是非訪れてみて欲しいっス。

入浴後、同場所で腹ごしらえを済ませて、PM1:00頃、一路東京に向けて出発。静岡県をあとにした。

御殿場ルートと須走ルートを比べると・・・

一応、須走ルートは中級者向けで、御殿場ルートは上級者向けというのが一般的な格付けのようだが、正直、御殿場ルートよりも須走ルートの方がキツかった。その主な原因は大きな段差の多さ、足場の悪さにあると思う。

須走ルートと比べると、御殿場ルートは距離が長いけれど、全体的に傾斜が緩やかで、足場に関しても終盤を除けば ほぼ細かな砂地。大きな段差も少なく、足への負担が小さい。また、下山時は大砂走りで楽々一気に駆け降りることができること等から、実は御殿場ルートは初心者に優しいルートなのではないかと感じた。

その他、御殿場ルートでの登山は、山小屋の数が少ないというデメリットはあるものの、他ルートよりも登山者が少なく、渋滞を気にすることなくマイペースで頂上まで登れる点 や 登山口まで直接車でアクセスできる等のメリットもあるので、意外に穴場のルートなのかもしれない。

富士宮・吉田ルートは未経験なので、どのルートが一番良いかは分からないが、とりあえず体力面が心配な方は須走は避けた方が無難だと思う。

須走ルートを選ぶメリット・デメリット

< メリット >

  • 序盤は樹海の緑が楽しめる(唯一)
  • 山小屋がそこそこある
  • 富士山の東側に位置するルートのため、天候次第でどこからでも日の出を拝める
  • 吉田ルートと合流するまでは空いている

< デメリット >

  • マイカー規制のため、登山口まで車で行けない
  • 足場が悪い箇所が多く、足への負担が大きい
  • 吉田ルートと合流後は混雑する
  • 登山道頂上から剣ヶ峰まで距離がある

山に登る理由など

わざわざキツイ思いをして何故山登りなんて・・・以前はそんな考えだったが、ひょんなことから興味を持って、富士山に登った結果、山登りの楽しさが少し分かった気がする。

山で味わう空気感、登山後の疲労感と達成感、普段は見られない綺麗な景色、こういうモノも想像以上に中々良いもんだ。

また、登山という目標があると、体力作りにも力が入って健康的な生活を送れる点も気に入っている。

今後も機会を見つけて登山にチャレンジしたいと思う。

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ゲームとポイントサイトをこよなく愛するおっさんブロガー。心に闇を抱えている。

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